writer.appの自動文字起こし精度を高める録音方法
writer.appでうまく自動文字起こしがされないというお問い合わせをよく頂きます。
大体の場合がアップロードした音声データの録音品質が悪いことが原因で、文字起こしされないという状況が起こります。
そこで今回は、文字起こし精度を高めるための録音ノウハウをご紹介します。
1.雑音の少ない静かな場所で録音する

writer.appでの文字起こしは雑音対策に一番気をつけなければなりません。
どんなに良い機材を使っても、雑音が入っていては文字起こしの精度は極端に下がってしまいます。録音する場所はできるだけ静かな部屋で録音するのが望ましいです。
カフェや屋外などでは雑音がとても入りやすく、文字起こしがまったく違う結果になってしまうこともありますので充分ご注意ください。
2.マイクや専用のボイスレコーダーを使う

録音の際は、専用のボイスレコーダーやマイクを利用することでより高精細な録音が可能です。クリアな音声データであればあるほど、精度は高くなる傾向にあります。
また、静かな環境を選べば、iPhoneのボイスレコーダーアプリも充分使えます。
マイクから直接文字起こしをする場合は、ダイナミックマイクやコンデンサーマイクを利用すると非常に効果的です。PC内蔵のマイクは精度が下がりやすいので利用は控えてください。
3.できるだけレコーダー・マイクに近づいて話す

クリアな音声を録音するためにもできるだけマイクに近い位置で話しましょう。
話す人がマイクから離れると音量が小さくなり、どうしても精度が下がってしまいます。そしてしっかりマイクに体を向けて話すとより効果的です。
4.レコーダー・マイクを動かさない
レコーダーやマイクを利用する際は、できるだけ動かさないようにしましょう。
レコーダーを手で触れたり持ったりするだけでもガサガサとかなりの雑音が入ってしまうので、一度置き場所を決めたら録音中は一切動かさないことを徹底してください。
5.聞き取れるようにはっきり発音する
これは話す人の滑舌の問題なのですが、録音時は出来る限りはっきり話すことを意識してください。
人が聞き取りづらい言葉はAIプログラムも聞き取りづらいので、可能な範囲で取り組んでみましょう。
文字起こし結果は録音品質が命
ここまで5つのポイントをご紹介しました。
- できるだけ静かな場所で録音する
- マイクや専用のボイスレコーダーを使う
- 可能な限りレコーダー・マイクに近づいて話す
- レコーダー・マイクを極力動かさないように
- はっきりと発音する
自動文字起こしは実行してみないと結果がわからないのですが、上記の点に気をつけるだけで精度が段違いに変わります。
録音データの品質が自動文字起こしの精度に影響しますので、今まで録音方法について気にしていなかった方はぜひできることから試してみてください。